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コラム

2016.04.08

第31話 【個型】飲食店の業態発想で『食べ放題』を考える愚

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年度初めのこの時期になると、新規開業の飲食店が増えてくることは前回のコラムでも、お話をさせていただきました。

私が専門とする【個型飲食店】では、最少の人数で回せる飲食ビジネスを一つの特徴として挙げております。ですので、フロワー面積に対して配置をするスタッフが少ない『食べ放題』という業態発想もよいのでは?とお考えの方もいらしゃるかと思います。それには、いくつかの条件があります。簡潔に申し上げると

・お客様のご利用層が、コンセプトと合わせ考えて「ファミリー層」や「大口のご宴会層」が中心である事。

多くの来客数がないと収益を考えての場合、通常は成り立ちません。

・お客様のご利用目的として、食べ放題が望まれている立地・地域である事。

とにかく、安く、おなかが一杯にしたい。いろいろなものを好きなだけ食べたい。

・地方都市部で且つ広い面積の土地が確保できる事。(全国の各都道府県に都市部と地方都市部は存在する。※東京や大阪が都市部と言う事ではない。)

店舗のみならず、駐車場のスペースも必要です。ですので「地代・家賃」の安価な地方都市部が望ましい。

・コンセプト・コストパフォーマンス・食材・そしてお店としての独自性から考えても、お客様とお店の双方ともにメリットがある事。

顧客目線の満足と経営者目線の満足の共有がある。

少なくても、これらの事をクリア出来なければ【個型飲食店】として経営はすべきでないとはっきり申し上げます。つまり、これらの事項をクリアし、店舗経営として行っていくのは、チェーン店や本当に一部の独自のコンセプトや考えをお持ちの会社であると言う事です。

なかには稀に「特定の日(例えば月曜日)が、いつも暇なので、その日のみ『食べ放題』をしてみては?」といわれる方もいらっしゃいますが。たしかにその日にご来店頂いたお客様はお得感?があるかもしれません。しかし、お客様目線で考えて頂ければ、ご理解できることですが、特定の日に食べ放題を行ったとしたら、それ以外の日に来店が見込めるか?という、極々当たり前の質問です。答えは、もちろんノーです。この日だけ、いわゆる割引をしている状態か、もしくは、全く違うレベルの食材等を提供しているの、どちらかだからです。

それよりも、稼げるときにもう少しでも、稼げるようなことを考えて行動・実施することの方が賢明ということです。

食べ放題を行うお店は、その業態が得意な組織や会社にお任せしましょう。我々が望んでいるのは、飲食店経営を通じて、{お金と時間が豊かになる仕組みをつくって回す。}ということです。

【個型飲食店】と、『食べ放題』は、お金と時間が豊かになる飲食店経営の思考術とは完全に相反しておりますので。(笑)

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